月別: 2019年1月

日向灘に面した断崖の中腹、東西38ｍ、南北29ｍ、高さ8.5ｍの岩窟（海食洞）内に本殿が鎮座し、参拝するには崖にそって作られた石段を降りる必要があり、神社としては珍しい「下り宮」のかたちとなっています。祭神は神武天皇の父ウガヤフキアエズノミコト。縁結びの神として知られています。

蔵元 雲海酒造直営の観光施設。お酒の試飲や宮崎の特産品などを取り揃えた売店「杜の酒蔵」、「雲海葡萄酒醸造場（ワイナリー）」の工場見学、ガラス工房の「グラスアート 黒木」、立寄り入浴も出来る「綾温泉 照葉の湯」、地元食材をふんだんに使用した各種レストランなどの施設が充実、又館内には、全室檜風呂完備の宿泊施設「酒泉の杜 綾陽亭」もあります。さらに酒泉の杜に隣接した「綾自然蔵見学館」では予約制で昔ながらの酒造りの見学も承ります。

綾町の西北部に広がるカシ、シイ、ブナ等の森林は、日本最大の照葉樹林帯です。綾南川上流の綾川渓谷には高さ142m、長さ250mの歩道吊り橋「綾の照葉大吊橋」が架けられています。

中世の山城を復元した建物です。いまから650年ほど前の元弘年間に築城され、伊東氏48城の一つとして島津と戦う伊東方の重要な拠点になっていました。

鰐塚山は県南部の秀峰（1,118m）で、北郷町・三股町との境にそばだち、頂上にはＮＨＫをはじめ13基の放送塔が立っています。山頂からは、九州連山はもちろん桜島・志布志湾・霧島盆地・宮崎市街・日向灘・日南方面をひと目で見渡すことができ、県内一の展望を誇っています。

中世の典型的な山城で自然の地形を利用した佐土原城は難攻不落の城であり、伊東氏の日向国48城支配の要の城として整備されていきました。平成9年の発掘調査で、佐土原城は、山城には珍しく南九州では例を見ない天守台（天守閣）を備え、金箔瓦を使っていたことが、明らかになり考古学ファンを引きつけました。

宮崎県佐土原町にある巨田神社は、本殿は南九州には数少ない中世建築の遺構で三間社流造りの板葺き、木部には朱が塗られ、軒間にみどりの美しい色彩を見せています。この本殿と22枚の棟札が国の重要文化財に指定されています。 また、本殿の左右にある若宮社・今宮社も一間社流見世棚造りで昭和58年に県の文化財として指定されています。

青島の南約2ｋｍに続く美しい白浜の海岸で、夏場は海水浴場としてにぎわいます。年間通して利用できるオートキャンプ場として整備されていて、車の乗り入れができるオートキャンプサイト30区画、木造平屋建てのケビン5棟、自炊棟3棟の他、管理棟には事務室、売店、コインランドリーなどを完備しています。

宮崎海岸近くの東北約10ｋｍに及ぶ広大な森林公園です。その中で約30haが市民の森として整備されていて、休憩所や花壇、散策路、運動場、売店などがあります。毎年5～6月は開花時期に合わせて「はなしょうぶまつり」が開催されます。ハナショウブは宮崎市の花でもあります。

標高60ｍの丘に広がる平和台公園は花と緑の美しい公園です。宮崎市街を見渡せる平和の塔や、古代ムードあふれる「はにわ園」自然林や丘の起伏をいかした遊歩道、アスレチック広場などが整備されています。昭和14年、皇紀2600年の記念事業として着工し、昭和15年に竣工した平和の塔は高さ37ｍにもなり、平和台公園のシンボルとなっています。