棒棒鶏(バンバンジー)は、蒸し鶏にゴマをきかせたソースをかけた四川料理です。日本では、きくらげやキュウリが添えてありますが、中国では他の具は加えないのが一般的です。またソースも四川料理らしく、唐辛子の辛みを利かせた料理です。
油淋鶏(中国)
油淋鶏(ユーリンチ)とは、揚げた鶏肉に刻んだ長ネギと醤油ベースのタレをかけた料理です。日本では、骨なし肉に衣を付けて揚げているものが多いのですが、中国では、骨付き肉に衣なしの店も多いようです。
ハイナンチーファン(シンガポール)
海南鶏飯(ハイナンチーファン)は、シンガポールの他にも、マレーシア、タイでも一般的な料理です。茹でた鶏を、その鶏だしで炊いたご飯を一緒に盛り付けます。スイートチリやシンガポールの醤油、ダークソイソースなどをつけていただきます。
サンコーチョ(カリブ海沿岸諸国)
カリブ海沿岸諸国では、とても有名なスープ料理です。鶏肉と輪切りのトウモロコシなどの野菜をじっくり煮込んで、ハーブの香り豊かに仕上げたスープです。
ジャークチキン(ジャマイカ)
ジャマイカ北東部のポートアントニオという都市が発祥の地と言われています。スパイスがたっぷり入ったジャークシーズニングに、レモンやライムをしみこませた鶏肉を漬け込んで焼き上げます。
ガイヤーン(タイ)
タイの東北地方の料理です。タイ語で‘ガイ’は鶏、‘ヤーン’は焼く事を意味します。鶏肉を一晩タレに漬け込んで、炭火でじっくりと焼き上げます。
バターチキンカレー(インド)
シークカバブ(インド)
シークとは、串刺し料理の事。鶏ひき肉に玉ねぎ、コリアンダーの葉、チリパウダーなどを入れて、日本でいう、つくねのように成形し、串にさして焼く料理です。
イラニ・カバブ(インド)
ヨーグルトにじっくり漬け込んで焼いた料理。スパイスは好みで調整するので、辛いものが苦手な方にも好まれています。
タンドリーチキン(インド)
インドの代表的な料理のひとつです。ヨーグルト、ターメリックなどの香辛料に鶏肉を漬け込んで、ダンドゥル窯で焼き上げます。