足の付け根の部分。脂肪の多い赤身肉で、コクがあって歯ごたえも良い。焼いても煮ても美味しく食べられます。
肉の部位 手羽先
羽の先頭の尖った部分。ゼラチン質と脂肪が多く、肉は少ない。から揚げや煮込みに使われるほか、出汁としても使われます。
肉の部位 手羽中
手羽先の先端部分を取り除いた部分。運動する部位なので、肉質は引き締まっていて、旨みも強いです。開いて串焼きにすることもあります。
肉の部位 手羽元
羽の根元の部分。コクのある味わいが特徴で、から揚げの他、煮込み料理に使っても出汁がよく出るので旨みが増します。
肉の部位 ささみ
むね肉の一部で、肋骨にそってついている部分です。脂が少なく、風味は淡白。
肉の部位 むね肉
胸の部分の肉。脂が少なく、高たんぱくで低カロリーです。臭みもなく、さまざまな料理に使いやすい部位です。
肉の部位 せせり
首の肉。よく動かす部分のため身が引き締まっていて、歯応えがあもあり、旨みが強い部分です。1羽からわずかしか取れない希少部位です。
ニワトリの鳴き声
早朝から大声で「コケコッコー」と鳴くのは、雄鶏です。一方、雌鶏は、それ程鳴く事はありませんが、産卵直後には、「コッコ、コーコー」と鳴きます。
鳴き声の表現の仕方
日本では鶏の鳴き声を「コケコッコー」と表現しますが、英語圏では「クックドゥードゥルドゥー」・フランスでは、「ココリコ」・ドイツでは「キケリキー」・イタリアでは「キッキリキー」と表現するようです。か行が多いですね。しかし、江戸時代の日本は「東天紅(トウテンコウ)」と表現していたそうです。実際鳴き声を真似してみると面白いですよ。
ニワトリの翼
比較的小さく飛ぶことは得意ではありませんが、野生化したものは、数十メートル飛ぶこともあります。