タッカルビ(韓国)

?タッ’は鶏を、?カルビ’はあばら骨をあらわし、『骨のまわりの肉を食べる鶏料理』という意味合いがありますが、現在は食べやすい、骨なし肉が人気です。キャベツ、玉ねぎ、サツマイモ、えごまの葉、ニンジンなどの野菜と一緒に、甘辛いコチュジャンベースのタレで鉄板の上で炒めます。〆は、白ご飯を混ぜ合わせるのが定番です。

タットリタン(韓国)

鶏肉、ジャガイモ、キャベツなどを甘辛く煮込んだ、韓国の代表的な家庭料理です。コチュジャン、水あめ、醤油、ゴマ油、おろしにんにく、オイスターソース、おろししょうがの味付けで、酒のつまみとしても人気です。

チムタク(韓国)

鶏一羽を骨ごとぶつ切りにした鶏と、ジャガイモ、春雨などを甘辛い醤油味で仕上げた煮込み料理です。日本でいう、肉じゃがを韓国風にピリ辛にというイメージです。

プルダッグ(韓国)

プルダッグとは、直訳すると‘火の鶏’。その名前の通り、韓国料理の中でも群を抜く辛さで、韓国でも食べられない人がいると言われている激辛料理です。

サムゲタン(韓国)

タイの東北地方の料理です。タイ語で‘ガイ’は鶏、‘ヤーン’は焼く事を意味します。鶏肉を一晩タレに漬け込んで、炭火でじっくりと焼き上げます。

タッカンマリ(韓国)

鶏の丸体をお鍋で煮る料理です。スープは鶏の出汁がきいたタイプで、日本でいう水炊きに近い料理です。具は、ネギ、ジャガイモ、トッ(韓国餅)などが代表的。韓国料理ですが、辛みのあるものは、あまり使われないようです。

貴妃鶏翅(中国)

貴妃鶏翅(クイフェイチィチ)は、絶世の美女と言われた中国の楊貴妃が好んで食べたといわれるレシピです。コラーゲンたっぷりの手羽先にコクのみなどを使い煮込んだ料理です。

広州文昌鶏(中国)

内臓を取った肥えたひな鶏とレバーを軽く湯通しした後にカット。カットした中国ハムや野菜と一緒に皿に盛り付けて、そのまま蒸し、くずあんをかけていただく料理です。

棒棒鶏(中国)

棒棒鶏(バンバンジー)は、蒸し鶏にゴマをきかせたソースをかけた四川料理です。日本では、きくらげやキュウリが添えてありますが、中国では他の具は加えないのが一般的です。またソースも四川料理らしく、唐辛子の辛みを利かせた料理です。

油淋鶏(中国)

油淋鶏(ユーリンチ)とは、揚げた鶏肉に刻んだ長ネギと醤油ベースのタレをかけた料理です。日本では、骨なし肉に衣を付けて揚げているものが多いのですが、中国では、骨付き肉に衣なしの店も多いようです。